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20060308
今日は、池袋から出てる西武池袋線の江古田駅ってところで降りてすぐの日本大学芸術学部の校舎まで。今日はモデルさんが二人揃う絶好のチャンスなので、なんとか予定してるショットを今日中に撮れればと思っていた。なんでも校舎を改装してるとのことで、9:10~15:30間しか使えないらしい。それでもスタジオの予約を入れてくれた田中さんには感謝だー。彼がいなければスタジオ撮影は実現しなかった。 30~40㎡くらいの空間に、機材がわんさか。どれも普通に暮らしていたら使わないであろう物ばかり。そもそもスタジオなんて入ることないや。貴重な体験だった。写真で重要なのは、カメラのテクニックもそうだけど、ライティング(光)の技術も必要らしい。電球に傘がついた様な照明を指定の場所へ。影の輪郭をなくしたかったので、いろいろと調整していた。実際の仕事ではどうなんだろう。きっとカメラ担当、ライティング担当、アシスタントとか分かれてるんだろうな。 今日はちょっと衣装の人が遅れたので、撮影開始が遅くなってしまった。まぁよくあることだ。自分はメイクすらできないので、かなりお世話になった。衣装も、メイクも、大分印象が左右されるところなので、打ち合わせは多めに行ったつもりだ。モデルさんが二人も協力してくれたのが何より嬉しい。仕事でもないし、お金出るわけでもないのに自分の一声で参加してくれたのは心から感謝。もちろんカメラさんや衣装さんも。 てな事を考えてると準備完了。まず1つ目のシーン。どんなシーンかは写真が完成したらまた書くことにしよう。それよりも、なんとかモデルさんの緊張を解くかとか、自分の考えてるイメージをうまく相手に伝えるかってところが一番難しかった。このときのシーンも、言葉だけでは上手く伝わらないことは明らかなので、絵を描いたり、実際に自分でやって見せたりをしたけど、それでもなかなか大変だった。モデルさんっていっても、ファッションショーに一度出演したくらいの経験らしいので、当然だ。自分がモデルやるとしたら、どんなふうに説明されたら一番わかりやすいだろうか。。。。うーん。。 これが2つ目のシーン。なんだかすごくほんわかしててかわいかった。モデルさんの雰囲気がすごく出ていて、かなり満足。これは自分が持っていた1眼レフで撮ったので、ちゃんとしたショットはまた別にある。基本オフショット担当なので。あとアシスタント。うーんアートディレクターって大変な仕事なんだなぁ。色んな専門家の人と話をして、自分の頭から浮かび上がるものを具現化させて、組織をまとめる。かなり経験がものを言う職業だなと思った。あと人間性か。 それにしてもかなりかわいい写真が撮れた。カメラマンとモデルさんが良かったからだな。こうやってみんなで一つのものを作り上げていくのってすごく楽しい。一人でやりたいことをやるのとは訳が違うな。まだ屋外撮影が残っているので、自分のできる限りに事をしなくては。それが恩返しになれば。 撮影が終わって、みんなでご飯を食べに行った。緊張が解けて、みんなちょっと疲れ気味だったけど、飲みながら焼肉食べてたらかなり盛り上がった。凄く楽しい時間。色々コアな話を聞けたし。それにしても必ず「将来何になるの?」と聞かれる。その度に悩む。確かにいろんなことしてるけど、特にこれってのがない。強いて言えばデザイン寄りのことが楽しい。あわよくばお店もちたいんだが、それは定年迎えてからでもいい。悠長だな。 マン・レイじゃないけど 「わたしは謎だ」 の一言。 先のことはわかんないや。とにかく今は我武者羅にやりたいことやって、色んな人と話して、色んな物を見るのが楽しいだけ。 日本大学 写真 ライティング モデル アートディレクター
by EP_dsk
| 2006-03-08 14:17
| Art
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